屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.70  さんま御殿のこと (H13.09.24)

当地では鹿児島読売テレビが昼おどるさんま御殿という番組の再放送をしている。そのときどきに立てられたテーマに対して出演者が面白おかしい話しを披露するという番組である。

先日は、表現はこうだったか自信はないが「自分がそうに違いないと信じていること」というようなのがテーマのコーナーがあった。

それに対する面白い答えに、「だんなさんに前の夜かわいがってもらった奥さんは翌日ウキウキしている」というのがあって、その後出演者が自分の経験とか思い当たる節とかそういうはなしをして盛り上がっていた。私はこういう話題が好きである。

私も人の行動はかなり無意識に性欲に影響を受けていると思うというかフロイトばりにそうこじつけて見るところがある。TVでなにか怪しげな事件があるとあいつは奥さんがやらせてないからそんなことをするのだとか夫がやってやらないからだとかなどとすぐ言うので、妻からなんでもそれに結びつけると顰蹙を買っている。

私が会社勤めをしていた間の観察によれば「若いのが昼休みに歯を磨き始めたら女が出来た」と言うのはそうに違いないと信じてよい。気安い間柄の歯を磨き始めた男に結婚するのかと問うたことがあるが、否定していても半年後には結婚式の招待状が来た憶えがある。歯を磨き始めた何人もの男が大体一年くらいの間に結婚している。女の子についても似たことが言える。お口くちゅくちゅモンダミンなどをしていればたいがい男が出来た証拠である。

歯を磨いていた男がそれをやめるときもある。私はそういう時は振られたのだと思っている。そういうこともあるから普通は磨き始めた男に女が出来たかなどと問うてはいけない。やさしく見守ってやらねばならない。だからいつも確かめるわけにはいかないから「自分がそうに違いないと信じていること」というわけである。

中年以上でも昼休みに歯を磨くものが最近(といっても私の会社勤めの終盤の時期のことだが)は多い。これは浮気を始めたとかそういうシグナルではないと見ている。多分歯槽膿漏が気になりはじめたからである。


 
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